幼稚園のICT化(2021.3)

 最近よく耳にする「ICT」とは、Information and Communication Technologyの略で、「情報伝達技術」という意味です。コロナ禍の中で幼稚園にもこの流れがやってきました。

  園と保護者の連絡は、電話やメール、プリントの手段が主流でした。昨年より「れんらくアプリ」を導入し、スマホを使って、双方の連絡がシステム化されて簡単になり、効率化されました。プリント配布も減らすことができ、省エネにもなっています。

 また、今年度、iPodを数台購入し、担任が保育中に写真を撮ったり、保育後のブログ作成などにも活用できるようになりました。1月に、園内のネットワーク環境を整備し、2月には、ヨガや講演会をオンラインで試みました。今後は、もっと活用していきたいと思います。さらに来年度は、雑費袋を使わずに集金をアプリ決済できるようにと検討中です。

 コロナ禍の中でICT化が急速に進み、スマホ中心の便利な時代になってきました。そんな大切なものを小さな子どもたちに、触らせることはやめましょう。子どもの成長発達には有害で、脳の発達によくないという研究が発表されています。カラダ作りの大切な幼児期に、スマホをいじっている子どもが増えてきたらおしまいです。