歌は子どもの心のごはん 

歌は子どもの心のごはん 

クラスから大きな歌声が聞こえてきます。一人でも遊びながら、歩きながらお気に入りの歌を口ずさんだり、矢切の子どもたちは歌が大好きです。
みんなが一緒に歌うことで、心が一つになります。また、毎日の朝や帰りの歌、お昼の歌なども、一緒に歌うことで、次の活動への節目になっています。
音楽は「音を楽しむ」ことで、「音が苦」にならないように、多少、音が違っても、「上手だね」とほめて下さい。子どもが楽しく、気持ちよく歌っていることそれだけで十分です。
歌詞には、作詞者の思いや願いなどのメッセージが込められていて、その歌を何度も歌っていると、その気持ちになっていきます。元気、勇気、やさしさ、夢など、自分の心に刻まれ、歌っていると自然に心が和みパワーがでます。
「歌は人生に潤いと励ましを与えてくれます。人生に歌がなかったら、どんなにか、殺風景なものでありましょう。理屈なしに歌いましょう。明るい日本建設は、まず、歌からです」と、玉川学園創立者の小原國芳先生は言っています。
幼稚園では、年齢や季節に応じて歌う歌を厳選しています。選曲は、何を選んで食べるかと同じです。子ども達は、毎日、楽しんで大きな声で歌います。歌は「心のごはん」で心のビタミンです。歌うことで、心が豊かに育ちます。毎日の生活の中に「歌」は欠かせませんね。 (平成28年7月)