月報「めばえ」巻頭言 バックナンバー( 8 )

園長が「月報」に毎月、保護者向けに短いコラムを書いています。1983年度から書き続け、40年になります。

園庭開放

園庭開放

今年から毎週水曜日の午後、園庭開放を始めました。すでに16回目になりましたが、毎回、たくさんの親子が参加して盛り上がっています。在園でない近隣の親子も少しずつ増え、週1回ですが、地域の遊び場の一つになっていることをうれしく思います。園庭は幼児の安全面、衛生面で配慮して整備しているので、安心して親子で遊べます。     ...
運動会の音楽

運動会の音楽

映画やドラマに音楽が欠かせないように、運動会も音楽の力によって、楽しい気分になり、運動会が盛りあがります。今年の運動会で最初から最後までに流れる曲を数えてみると、なんと45曲にもなります。運動会で流れる曲を、意識して聴きながら、一緒に楽しんでほしいです。それぞれの競技は「入場」「競技中」「退場」などイメージに合わせて選...
きれいになった幼稚園

きれいになった幼稚園

夏休み中に、ペンキ屋さんや色々な業者さんが出入りをして、幼稚園をきれいに整備してくれました。園舎の塗装は18年前の建て替え以来のことで、外壁に足場を組んで、洗浄、修繕、下塗りをしてから二度のペンキ塗りの大工事でした。園舎のサーモンピンクは幼稚園の当初からのイメージで、他の色も全体の調和を考え、やさしく安定感のある配色に...
ピタゴラス一致(イッチ) 

ピタゴラス一致(イッチ) 

今年も楽しい内容で、思い出に残るキャンプとなりました。幼稚園の木の枝を使った「キーホルダーつくり」。8箇所のポイントを回って、ふとん運び、ゼリー作り、米とぎなど、キャンプの準備もこなしながらの「キャンプラリー」。「カレーライス」は、グループ毎に相談した食材を買い物にいき、グループの先生と一緒に作りました。夕食後は、「キ...
チャレンジ精神

チャレンジ精神

今、年長は「逆上がり」で盛り上がっています。自由活動の園庭は、鉄棒に集まって順番待ち。そこに年中や年少も混じって並んで、できなくてもチャレンジする姿は、とてもいい風景です。先日、逆上がりができた年中児がいて、園長が「だれに教えてもらったの?」と聞いたら「ひとりでやったらできちゃった」との答えにびっくりしました。子どもは...
お母さんのための図書

お母さんのための図書

「お母さん図書」のコーナーが始まって11年経ちました。純子先生が「保育相談」を受けた時、「この本読んでください」と佐々木正美先生の「子どもへのまなざし」という本をお貸ししたことがきっかけで、お母さんたちに色々な本を読んでほしいという願いからスタートしました。当初は数冊だった図書も、少しずつ購入したり、寄贈いただいて、現...
鬼ごっこは、遊びの王様

鬼ごっこは、遊びの王様

小学生の体力の低下は外遊びの減少によるといわれています。幼児期にこそ、外で体をいっぱい使って遊びたいですね。外遊びの中でも、鬼あそびは、その種類が多く、時代、地域を超え、世界中に伝承されていて、遊びの王様と言われています。 幼稚園では、簡単な鬼ごっこから、色々なルールのある鬼ごっこ(引越し鬼、色鬼、氷鬼、だるまさんがこ...
がんばれ やきりっこ

がんばれ やきりっこ

先日、年長組は矢切小へ学校訪問に行きました。1年生のクラスでけん玉、コマ、竹馬、あやとり、折紙などを用意してくれて、一緒に楽しみました。1年生にコマの回し方を教えている年長児もいて、「さすが、やきりっこ」休み時間に、卒園生の児童たちが「園長先生」と懐かしんで声をかけてくれました。6年生になると、顔をみても誰だかわからな...
「子どもの感性」

「子どもの感性」

「ももたろう」の紙芝居を、園長が年少児に読んでいた時の話です。「ももを切ってみると中から~」というとA君が「オニ!」と叫びました。年長だったらこんな反応はありません。まだももたろうを知らない子にとって、素晴らしい発想で、私はその一言に感動してしまいました。続けて「ももからうまれたからももたろうとなまえをつけました」と進...
つまづいたおかげで

つまづいたおかげで

昨年、コンビニから出ようと車をバックさせたら、なんとそこに電信柱があって「ドスン!」。車も気持ちもかなりへこんでしまいました。最初は「何でこんな所に電信柱があるのだ!」と電信柱に文句をいいましたが、家内から「人でなくて電信柱でよかったね」と言われ、本当にその通りだと思いました。車の修理だけで済みました。通勤途中でその場...