新年度の始まり(平成30年4月)

進級児はピカピカのバッチをつけてはりきって登園。新入児も全てが初めての園生活が始まります。先日、「私、矢切幼稚園の一回目の卒園生です」と園長に挨拶をしてくれたおじいちゃんがいてびっくり。矢切幼稚園3代目の時代に入っています。来年は創立60周年を迎えます。

幼稚園には桜の木が2本あります。大門側の木は創立当初からの老木で、もう一本は、20年前、園舎の建て替えの時に苗木を植えたものです。3月下旬に満開となり、入園式は残念ながら葉桜になってしまいました。みごとな桜吹雪を子どもたちに見せたかったです。花壇には、今年もチューリップが咲きそろいました。10年前のことですが、年中組だったHちゃんが、「ねんちゅうりっぷ」という言葉を思いつきました。すてきな名前だったので、毎年、特別な球根として冬に子どもたちが植えています。花壇に咲き揃ったチューリップの花を見て子どもと一緒に進級を喜びましょう。

まもなく、新緑がまぶしい季節となります。冬にプラタナス、いちょう、籘などの木々の枝を剪定し、少々切りすぎたかな?と心配しましたが、木々たちは必死になって芽を出し、葉っぱが日々、成長していきます。子どもたちも、毎日幼稚園にきて、たくさん遊んで、色々な体験をしながら、心や体も日々成長していきます。地面にしっかり根をはり、成長していく木々と同じように、たくましく成長する子どもたちを見守り、一緒に季節の変化を楽しんでいきましょう。(平成30年4月)