幼稚園は根学校

幼稚園は根学校

今年度の保育も残すところ数日となりました。

1年間、幼稚園で毎日色々なことにチャレンジし、よく遊び、よく食べ、よく笑って、心身共に成長しました。

 「幼児教育は根っこの教育、小学校は幹の教育、中高は枝の教育、大学は葉っぱの教育だ」 「幼稚園は幼稚でなく、大切な人生の基礎、根本の学校、根学校だ」と玉川学園創設者の小原先生はよく言っていたことを思い出します。根っこは、地面の中でどう育っているのかは見えません。でも、やきりっこたちは、この1年間、四季を通じて、土と水と太陽のもと、外遊びや色々な経験をして、地中にさらにしっかり根を張りました。

 4月からの新しい生活を、「自分の心で感じ、自分の頭で考え、自分の体を動かす」ことを大切に、不安や心配ではなく、楽しみと喜びをもって親子で新鮮に迎えてほしいと願います。

 幼児期は根を張る時です。風雨が強い時、日照り続きの時などマイナスと思える時にこそ、根が下へのびて根を張るのです。より幹を太く、枝を伸ばし、その子なりの「おおきい木」になるために。Cdff

「顔はニコニコ、頭はクール、心はホット」に、子どもを信頼して「根」をしっかり育てて下さい。「ね!」。