Jan 28月報「めばえ」巻頭言 バックナンバー私が私になってゆく(2022.2)冬があり 夏があり 昼と夜があり 晴れた日と 雨の日があって ひとつの花が咲くように 悲しみも苦しみもあって 私が私になってゆく この詩は、サフランの花と一緒にかかれた星野富弘さんの作品です。星野さんは事故にあってから手が使えず、口に筆をくわえて寝た状態で、時間をかけて作品を仕上げます。(原画のコピーを「めばえ」につけ...
Jan 08月報「めばえ」巻頭言 バックナンバーマスクの影響(2022.1)マスク着用が日常的になり、幼稚園でも食事や外遊びの時間以外は、3学期も原則着用していきます。一方でマスクが、子どもの言葉の発達やコミュニケーションの仕方に何らかの変化や影響を与えていることを心配しています。 第一は、マスクを...
Dec 01月報「めばえ」巻頭言 バックナンバークリスマス献金のお願い(2021.12)毎年、アジアやアフリカの子どもたちのために、「クリスマス献金」を続けて35年になります。ケニアの「きらきら幼稚園」には18年前から続いて送金していて、今年は「ユニセフ」にも送金予定です。インドで貧困と戦ったマザー・テレサは、「自分たちの今、していることは、大海のひとしずくに過ぎないと思っています。けれど、もしそのひとし...
Nov 01月報「めばえ」巻頭言 バックナンバー子どものつぶやき(2021年11月)「せんせい、きれいなおはながさいているね。とりやトンボもきれいだなって、みながらとんでいるのかな」 「ありってちいさいでしょ。もっともっとちいさいでしょ。だからぼくのことかいじゅうとおもっているのかな」 「きらいなものをたべると、みんなうんちになるんだよ」 子どもの「つぶやき」には、子どものやさしさ、おどろき、発見、...
Oct 01月報「めばえ」巻頭言 バックナンバー来年度より新制度に移行(2021年10月)先週、松戸市の合同入園説明会が、オンラインであり、他園の説明会も数園のぞいてみましたが、矢切の内容はユニークで楽しくできたと自画自賛しています。 他園では、制服やバスのあるところが多いこと、入園前におむつをとってからにしてほしいとか、手のかかる子は入園できないという話もあり、びっくりしました。 先日の本園の入園説明会で...
Sep 01月報「めばえ」巻頭言 バックナンバー2学期の保育(2021年9月) デルタ株の爆発的な感染拡大は、10歳未満の子どもたちにも広がり、県内の保育園でもクラスターが複数発生しています。園では、「ウイルスを園に持ち込まない、家庭に持ち帰らせない」対策を今まで以上に徹底して2学期をスタートします。 昨年は、6月の分散登園からのスタートだったことを思い出します。今年1月の緊急事態宣言時は「午...
May 29月報「めばえ」巻頭言 バックナンバー共に育ちあう(2021年6月)朝の自由な遊びの中で、異年齢の子ども同士が一緒に遊んでいる場面をよくみかけます。年少は、年中長を見て、いいことも悪いこともお手本とします。年長は、年中少の前でやさしさやかっこいい姿を見せようと、がんばったり、同年齢同士では見られない一面をみせてくれています。 6月からプレの2歳児が幼稚園デビューをして、園庭で一緒になり...
May 02月報「めばえ」巻頭言 バックナンバー春の自然(2021年5月)幼稚園には60年前の老木と20年前に植えた桜の木があります。今年も見事な花を咲かせ、花吹雪も楽しみました。花びらが散ったあとに、たくさんの桜のガクが落ちました。今年、年長は桜を使って染め物にチャレンジ。素敵な母の日のプレゼントができました。 先日、桜の木の下で、小さな赤い実を「マッチ」といって集めている子がいました。そ...
Apr 07月報「めばえ」巻頭言 バックナンバーチーム保育(2021年4月)新入園児38名を迎え、新年度が始まりました。今年は、「なんでもチャレンジやきりっこ」を幼稚園の年間標語にします。「チャレンジ」という言葉は、運動や技術的なことをイメージしますが、日常のちょっとしたことも小さなチャレンジです。新入園児は靴を一人ではくこと、園で食事をすることなど、毎日、初めての新しいことの連続です。色々と...
Mar 01やきりっこブログ幼稚園のICT化(2021年3月) 最近よく耳にする「ICT」とは、Information and Communication Technologyの略で、「情報伝達技術」という意味です。コロナ禍の中で幼稚園にもこの流れがやってきました。 園と保護者の連絡は、電話やメール、プリントの手段が主流で...