月報「めばえ」巻頭言 バックナンバー( 2 )

園長が「月報」に毎月、保護者向けに短いコラムを書いています。1983年度から書き続け、40年になります。

クリスマス献金のお願い(2023.12)

クリスマス献金のお願い(2023.12)

毎年、アジアやアフリカの子どもたちのために、「クリスマス献金」を続けて35年になります。ケニアの「きらきら幼稚園」には19年前から続いて送金していて、今回は、その施設の創設者である相原先生がケニアから来園し子どもたちに直接お話をしてくれるので、子どもたちも世界に目を向けるよい機会となると思います。インドで貧困と戦ったマ...
ケニアに学校を(2023.11)

ケニアに学校を(2023.11)

 20年前にアフリカのケニアの小さな村に保育園を立ち上げた相原先生のことを紹介します。  相原先生は医学部を卒業して医者を目指していましたが、アフリカの飢餓の子どもの一枚の写真を見てショックを受け、それをきっかけにアフリカを訪れました。現地で貧しい子どもたちのための活動を始め、保育士のジェシンダさんと出会い、彼女と結婚...
楽しい運動会(2023.10)

楽しい運動会(2023.10)

今年の運動会は、日常の保育や遊びの延長で、子どものアイデアを取り入れながらの楽しい内容です。例えば年長組体操は、みんなで同じ形をつくるだけでなく、子どもたちのイメージでそれぞれ違った形を表現したり、年中バルーンもストーリーがあって、みんなで楽しんでいます。 走るのが得意な子、苦手な子、ダンスの得意な子、苦手な子、当日、...
矢切幼稚園の誕生(2023.9)

矢切幼稚園の誕生(2023.9)

私の母は現在95歳で、この4月から近くの老人ホームに入居しています。私は週何度か顔を見に立ち寄っています。母は戦争中、空襲に遭遇し、川に飛び込んで何とか生き延びました。戦後、幼稚園の先生を経験して結婚。昭和25年に夫婦で東京葛飾区に8坪の小さな幼稚園を始めました。母は22歳で園長になり、その年に私は生まれました。その幼...
やきりっこホールの安全性(2023.7)

やきりっこホールの安全性(2023.7)

やきりっこホールの建物の下半分は、砂場や遊具など園庭として使えるようになっていて、前面には柱がありません。正面に柱がないので解放感がありますが、少し不安に思われるかもしれないので、少し説明します。  「震度6強から7レベルの揺れでも建物が倒れないという新耐震基準をクリアするように、今回は厳密な構造計算によって設計されて...
ここが出発点(2023.6)

ここが出発点(2023.6)

前だけを見て進むなら、いつだって いま立っている場所が出発点。 できなくなったことにしがみつかず、 いまできることから始めましょう。 もう変えられないことではなく、 まだ変えられることに 全力を注ぎましょう。 (「やさしさの贈り物」片柳弘史著より) 「始めるのに遅すぎることなんかない」という本の中にも「あなたの未来は、...
心のお弁当(2023.5)

心のお弁当(2023.5)

お弁当は食べれば消えてしまいますが、 お弁当に込められたお母さんの愛は、 子どもたちの心に残って いつまでも消えることがありません。 苦しいときやくじけそうなときに食べる心のお弁当。 人生を励ます心の糧となるのです。      (「こころの深呼吸」片柳弘史著より) お母さん、子どものお弁当作りを楽しんでいますか。 大変...
新しいホール(2023.4)

新しいホール(2023.4)

来年3月の完成を目指して、園庭のすべり台と砂場の間に遊戯室棟(ホール)の増築を計画しています。イチョウの1本はどうしても伐採せざるをえなかったのですが、もう1本のイチョウを最大限生かした建物になります。 建物は鉄骨で大きく張り出した2階が特徴の建物です。1階には建物のエントランスがあり、建物へのアプローチでもある柱のな...
歌詞のメッセージ(2023.3)

歌詞のメッセージ(2023.3)

今、年長が歌っている「ね」という曲は、歌詞が素敵なので、その一部を紹介します。4年前 Youtube にアップしたら11万回もアクセスがあり驚いています。よかったらご覧下さい。(「ね」年長児で検索できます) 1、色んな偶然が重なって、ここにこうしてあなたと一緒にいられることが、ただとてもうれしい ♬ 2 うまくいかない...
幸せに生きる癖(2023.2.1)

幸せに生きる癖(2023.2.1)

トラブルが起こったとき、「なぜ、こんなことになったんだ」と考えず、 「このくらいで済んでよかった」と考えられる人は、不幸さえ幸せに変えられる人。 悪い面だけでなく、よい面も見る癖をつけましょう。 幸せに生きることを癖にしましょう。 (「やさしさの贈り物」片柳弘史著 教文館より)  数年前、私は車をバックしていた時に、電...