チャレンジ精神
今、年長は「逆上がり」で盛り上がっています。自由活動の園庭は、鉄棒に集まって順番待ち。そこに年中や年少も混じって並んで、できなくてもチャレンジする姿は、とてもいい風景です。先日、逆上がりができた年中児がいて、園長が「だれに教えてもらったの?」と聞いたら「ひとりでやったらできちゃった」との答えにびっくりしました。子どもは教えられなくても、見ていてまねたり、自然と体が動いてコツをつかんでしまう学習能力をもっています。 一方で、手に豆をつくって毎日、必死にやってもなかなかコツがつかめない子もいます。でも、必ずできると諦めずに続けていってくれることを願っています。そんな子ほど、できた時の喜びは格別だろうと思います。先日も園長が見ていた時に初めてできた子がいて、思わずだっこをして一緒に喜んでしまいました。 何事にも「できないからやらない」「やったことがない」のではなく、「できるようになりたい」「やってみたい」という向上心、チャレンジ精神を持ち続け、あきらめない子どもたちであってほしいです。 エジソンは「私は失敗したことがない。ただ一万通りのうまくいかない方法をみつけただけだ」と言っています。失敗やできないということは、能力の問題ではなく、努力の問題です。「無いのは時間や能力でなく、やる気」です。