子どものつぶやき(2021年11月)
「せんせい、きれいなおはながさいているね。とりやトンボもきれいだなって、みながらとんでいるのかな」
「ありってちいさいでしょ。もっともっとちいさいでしょ。だからぼくのことかいじゅうとおもっているのかな」
「きらいなものをたべると、みんなうんちになるんだよ」
子どもの「つぶやき」には、子どものやさしさ、おどろき、発見、うったえ、喜びなど、子どもの直感的な素直な気持ちが込められています。大人はそれを聞いて、笑ったり、聞き逃したり、時に否定したりします。もっと子どもの「つぶやき」を真剣に聞いて、そこに込められている「子どもメッセージ」をしっかり受け止めていく、耳と心を持ちたいですね。
「つぶやきは、子どもの心のシャボン玉」。口からふわっと出たかと思うと、あっという間にパチンと消えてしまいます。だから子どもの「つぶやき」をその場でメモにとって記録しておくと良いです。子どもが成長したとき、貴重な「宝物」になります。
「ねえ、せんせい、しっている? こどもってね、おとなをみてそだつもんなんだよ」(4歳女児)
今日も幼稚園で、子どもたちがたくさんつぶやいています。園長は職員室で色々とぼやいています。