共に育ちあう(2021年6月)
朝の自由な遊びの中で、異年齢の子ども同士が一緒に遊んでいる場面をよくみかけます。年少は、年中長を見て、いいことも悪いこともお手本とします。年長は、年中少の前でやさしさやかっこいい姿を見せようと、がんばったり、同年齢同士では見られない一面をみせてくれています。
6月からプレの2歳児が幼稚園デビューをして、園庭で一緒になります。年少もお兄さんお姉さんぶりを発揮してくれることでしょう。
幼稚園には、年齢差のある子どもたち、色々な個性のある子どもたちが一緒にいて、自然に関わりあっています。そんな子どもたちには、毎日、色々な場面でリーダーシップ、協力、やさしさ、憧れ、怒り、がまんなど、仲間がいてこそ体験することができ、成長する機会が与えられています。自分一人で学ぶことには限界があり、子ども同士の「子どもパワー」はすごいです。
お母さん同士も同じです。色々な関わりあいの中で自分と違う考えや意見があっての自分です。お互いに個性が磨かれ、自分らしさが発揮されます。マスクをしていても、距離をとって必要な会話をしましょう。
「教育は共育、協育」です。「叫育、恐育、狂育」になりそうになったら、深呼吸してお水を一口どうぞ。