春の自然(2021年5月)
幼稚園には60年前の老木と20年前に植えた桜の木があります。今年も見事な花を咲かせ、花吹雪も楽しみました。花びらが散ったあとに、たくさんの桜のガクが落ちました。今年、年長は桜を使って染め物にチャレンジ。素敵な母の日のプレゼントができました。
先日、桜の木の下で、小さな赤い実を「マッチ」といって集めている子がいました。それは桜の実でマッチそっくり。子どもがマッチを知っているのか、それともマッチ売りの少女のお話から思いついたのでしょうか。
チューリップやたんぽぽの茎を、プラスチックのナイフで切る遊びや、落ちている花びら(時々ゆすって落としている子もいます)を拾って、ままごとに使ったり、葉っぱや枝など集めたり、子どもたちは園内の草花を使って発想豊かに遊ぶ名人です。
また、アリ、ダンゴムシ、ミミズ、トカゲなど小さな生き物に興味を持っている子もいます。絵本や図鑑で興味がさらに広がっていくことでしょう。
夏ミカンはできるだけ採りましたが、上の方はどうしてもとどかずに残っていて、気になっています。木になっているからしかたないですね。
ミカン狩りは未完のまま終わりです。