迷惑をゆるしあう(2026.3)

迷惑をゆるしあう(2026.3)

「人に迷惑をかけさえしなければ、将来子どもがどんな人間になってもよいと親はよく言いますが、一体迷惑をかけないで、私たちは生きられるのでしょうか。生きるとはお互いに迷惑をかけ合うことです。迷惑をかけずに生きていると思うなら、これほど無反省な自惚れはありません。ですから目標とすべきは迷惑をかけない人間でなくて、迷惑をゆるしあえる人間です」(藤木正三著)

私が20年前に出会った言葉です。毎日、幼稚園で子ども、先生、保護者たちに色々な場面でたくさん迷惑をかけているのに、他人の失敗や迷惑を指摘することが多いと心から反省しています。

子どもは、毎日、たくさんの「できない」ことや「失敗」を繰り返します。でもそれは「困らせよう」としているのでなく、成長するための必要な経験です。失敗を指摘されてばかりいると、言い訳が多くなり、失敗を隠すようになったり、助けを求めることができなくなります。安心して失敗できることが、次へのチャレンジの力になります。

「ありがとう」「ごめんなさい」「大丈夫だよ」「おたがい様」と「自分から先に相手への一言」が大切です。この言葉があふれる幼稚園、家庭でありたいと願います。

皆様、この一年「ありがとう」「ごめんさない」(園長)