クリスマスの季節(2025.12)

クリスマス絵本の貸し出し、クリスマスの歌、イルミネーション、コンサート、クラスの飾り、クリスマス会など、幼稚園でもクリスマスを迎える季節になりました。
「クリスマス」は、「クリスト(キリスト)」と「マス(ミサ)」が語源で、イエス・キリストの誕生を世界中で、お祝いする時です。今年も、純子先生がキリスト生誕のお話をみんなにしてくれます。
幼稚園では、毎年、アジアやアフリカの子どもたちのために、「クリスマス献金」を続けて40年近くなります。今年もケニアの「きらきら幼稚園」とフィリピンの「ミンダナオ子ども図書館」などに送金する予定です。子どもたちには、世界に目を向けて自分に何かできることをするよい機会です。受けることばかりでなく、与えることの喜びも体験してほしいと思います。
「食」は命を守るために欠かせません。特に成長期の子どもたちには、十分な食べ物と栄養が必要です。しかし、紛争や気候変動による干ばつなどで、食糧危機が深刻な地域が広がり、飢餓のため命を落とす5歳未満の子どもは毎日1万人を超えています。
マザーテレサは「先進国に住む私たちの心の飢餓が世界の飢餓を作り出している」とし、「私たちは偉大なことをする必要はない。ただ小さなことを大きな愛をもってするだけでいい」と言っています。飢餓は「パンの不足」だけでなく、「愛の不足」なのです。