心のお弁当(2023.5)
お弁当は食べれば消えてしまいますが、
お弁当に込められたお母さんの愛は、
子どもたちの心に残って
いつまでも消えることがありません。
苦しいときやくじけそうなときに食べる心のお弁当。
人生を励ます心の糧となるのです。 (「こころの深呼吸」片柳弘史著より)
お母さん、子どものお弁当作りを楽しんでいますか。
大変とため息をついている人もいるかもしれませんが、「お弁当」は子どもの心と体の大切な栄養となっています。
幼稚園で、食べるおかあさん(おとうさん)が作ってくれた「お弁当」を食べる時間は、クラスが笑顔であふれます。
「おかあさんのおべんとう、ほんとうにおいしいねえ」と、隣に座っている子につぶやきながら、美味しそうに食べている子がいました。お母さんと離れて食事をしていても、おかあさんとつながっているのですね。
園長は、年長遠足の日、久しぶりに純子先生に作ってもらったお弁当を子どもたちと一緒に食べました。「愛」のつまった子どもたちのお弁当をみて、「あ~いいなあ」と心から思いました。「心のお弁当」を食べながら、子どもたちは笑顔になり、やさしくたくましく育っていきます。