来年３月の完成を目指して、園庭のすべり台と砂場の間に遊戯室棟（ホール）の増築を計画しています。イチョウの１本はどうしても伐採せざるをえなかったのですが、もう１本のイチョウを最大限生かした建物になります。

建物は鉄骨で大きく張り出した２階が特徴の建物です。１階には建物のエントランスがあり、建物へのアプローチでもある柱のないピロテイの下には、砂場や遊具の園庭があり、雨が降っても遊べます。夏は日陰になり、プールも設置する予定です。園庭からは、スロープで上がって２階のバルコニーまでつながっています。車いすやバギーも登れるようにという配慮もあります。

ホールは約１００平米のワンフロアーで、朝の自由活動やクラス活動の場として色々な遊びの広がっていくことを期待しています。また、コンサートや観劇会、映画会などの開催も可能になり、思いは拡がります。

完成までの間、園庭の遊びスペースが多少制限されますが、園庭にホールが出来上がっていく様子を間近に見ることができます。「やきりっこホール」構想は、園長の長年の夢で、設計は卒園生の新進気鋭の建築家で、在園児のお父さんです。みなさん、完成まで温かく見守って下さい。

（職員室前のローカにイメージ図を展示しています）