被災地への支援(平成30年10月)
幼稚園では、毎年12月に「クリスマス献金」として、世界の恵まれない子どもたちのために送金を30年以上続けています。また、今まで、スマトラ沖地震(2005)、新潟中越沖地震(2007)、中国地震(2008)、スマトラ地震(2009)、東日本大震災(2011)、熊本地震(2016)など、緊急の募金活動にも協力してきました。今回の北海道地震(2018)には、園児・保護者・先生たちがたくさん協力して下さり、65,466円の支援金が集まりました。皆さんの暖かいお気持ちに対し、本当にうれしく思います。送金先に連絡をとり、後日、報告します。
インドでのマザー・テレサの救済活動に対して、ある人が「何千万人もの人々が貧困と飢餓の中で苦しんでいるインドで、わずかな人たちだけを救っても意味がないのではないか」という疑問を投げかけました。これに対して、マザー・テレサは、「わたしたちのしていることは、大海の一滴に過ぎません。ですが、もしこれをするのをやめれば、大海は一滴分小さくなるでしょう」と答えたそうです。
問題は金額ではなく、今、苦しんでいる人たち、困っている人たちがいることに対して、無関心でいること、何もしないでいることだと思います。子どもたちも、だれかが困っている時に、無関心でいないで、自分のことのように受け止め、声をかけたり、自分にできることを進んでする子どもたちでいてほしいと園長は願っています。